さもは、JUMPのド新規にわかファンということを隠して生きている
家族、会社、友人
後者2つは隠したままでも支障はないし別に良いと思っているのだが、問題は家族である
さもは実家にてオカンと二人暮らし
オカンにJUMPが好きなことを告白しない限り、さものFC入会への道は開けない
いい年してるんだからスパッと言ってパッと入ればええやん
と思うでしょうが、個人的にそのハードルが意外と高い
さも家の人間は、アイドルどころか芸能人にガッツリハマったことがない
オトンが好きだった女優やオカンが好きな俳優をさもは知らないし、ましてアイドルにハマったという話は聞いたことがない
兄はHKTが好きだが、実家に帰ってくる度喜々として見せてくるのは歌やダンスではなく、彼女らのド天然ボケがつまった某サイトの動画
どうもアイドル的側面より芸人的側面を重視しているよう
それこそ公言していないだけかもしれないが、そんな環境下だったために家族に自分の好きを話すことに未だ抵抗がある
家族に彼氏を紹介する時は、きっとこんな気恥ずかしさなのだろうと思うくらいだ
そう、さもにとってアイドルに限らず好きなものを家族に話すということは、それくらいの覚悟が必要なのである。え?例えが重い?だよねそう思う
実際、彼氏がいたら「アイドルにハマったけど彼氏はいますから!!!ピッピコピー!」*1と言えるし家族もとい親戚一同からの冷やかしにも対処できるのだが今はその手が打てない
かと言って現状一人暮らしする予定はないし、彼氏を生成する力も持ち合わせてはいない
だが、来年の10周年コンサートには行きたいと切に思う
だからそれまでに入会は済ませたいのだがどうも口が動かない
でも言葉にしなきゃ始まんなくない?\そでしょ/
だったら、まずは身近から離れた人から話してみれば良いじゃーん!(いまさら止められるわけないじゃんのノリで読んでください)
という訳で、まずは整体のおじさんにJUMPを好きになったことを話してみることにした
以下さもとおじさんのゆるい会話
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おじさん「首の上の方がこってますね~」
さも「いやー、趣味が増えてブログ始めたんで、結果的にPCを触る時間が増えちゃって」
おじさん「あー、ノートPCはどうしても目線が下に落ちちゃいますからね~。なんのブログか聞いちゃっていいですか?」
家でもPCに触れる時間が増えたのは事実なので、その原因であるブログの話にもっていけばすんなり話題に入れると思い持ち出した
全て計算通りである
さも「あの、ですね…実はこの年にしてジャニーズにハマってしまいまして」
おじさん「え、空想委員会*2は!?笑」
さも「いや今でも好きですよ!!ただ、ジャニーズは周りに話せる人がいなくて、」
おじさん「なるほどブログで発散してるのね。笑」
このように、おじさんはさもがロキノン好きで、フェスにも足を運ぶことは知っている
これまでのイメージを覆すという意味では少しの勇気がいったが、あっさり告白に成功した←誤解を招く表現
おじさん「で、ジャニーズの誰なんです?」
さも「Hey!Say!JUMPです」
おじさん「ああ!ヘイセイね!あれ、一番有名なのは誰ですか?」
さも「(やはり知らないパターンか…)山田涼介くんですね」
娘さんがいるとは言え、確かまだ幼稚園だったはず
さすがにグループ名は知ってはいたがそれ以外の情報は皆無だったよう
首や背骨をポッキポキにされつつ、グループの基本情報を説明し、ハマったきっかけやFCにはまだ入ってないことなどを話した。
ら、あっという間に施術終了
空想委員会も一発で覚えてくれて、近くでミニライヴをやる時はちゃっかり情報を掴んでいたおじさん
きっと次会う時には、基礎知識を増やしているに違いない
今まで彼氏をジャニヲタにしたと言う記事はいくつか読んだことがあるが、整体のおじさん枠はまだ埋まっていないはず。笑
何も知らないおじさんに、全員の名前を覚えさせることくらいは出来るかもしれない。
そんな訳でカミングアウト第1弾は滞りなく成功した
が、その日の会話で唯一哀しかったことは
おじさん「で、さもさんが一番好きなのは?」
さも「裕翔くんです」
おじさん「うーん…?」
どうやら顔と名前が一致しないよう
ピンクとグレーや半沢直樹、デートに出ていた話をしてみるものの、おじさんにはイマイチピンと来なかったようで仕方なく最終兵器を口にした
さも「……。この前、羊さんとスキャンダルになったんですよ」
おじさん「ああ!あったねー!その子なんだ!」
裕翔くん!頼むからなる早でこのネタをかき消すくらいの活躍をしてください!
恋愛騒動に関してはダメージはあまり食らっていないけど、好きを口にするのに抵抗が生じるわ!!
これ第2弾があるとしたら、美容師のお兄さん、ネイルのお姉さんのどちらかだな
未来の自分にこうご期待!