にわかがぶつかる壁その2
それは
「あとからジャニーズのCDやDVDを集めるのはハードルが高い問題」
※今回は特にCDについて書いていきます
いわゆるアイドル商法・特典商法というアレだ
ただ、初回限定盤でDVDやライヴ音源がプラスされているなんてことは
邦楽アーティストであればよくある話
イベント抽選券などの場合も、後からファンになった人は
「あーこの時好きになってればなあ」と軽い後悔をするだけで済む
しかしジャニーズに関しては少し事情が違う*1
まずは一般的なアーティストを後から好きになった場合をみてみよう
例えば、今この瞬間、ポルノグラフィティを好きになった場合
99年にデビューした彼らは、これまでシングル42枚、配信限定1曲、
アルバム10枚、ベストアルバム3枚をリリースしている。*2
シングルには平均して2曲のカップリングが収録されている*3
容易に入手可能だ
全ての曲を網羅することは難しくない
一方
皆さまご承知おきの通り、ジャニーズのCDは初回盤・通常盤で収録曲が異なる
他のグループまで調べていないが、Hey! Say! JUMPは最高で初回盤1~3+通常盤の計4種類のシングルを出したこともある。*4
4種類すべて違う音源が収録されている、という訳ではないがとにかく。
先程のような邦楽アーティストと比べ、過去の音源を集めるのが容易ではない
例えば、全てのシングルを正規価格で買うとすると約46,000円*5だが、初回盤などレア度の高いものはとんでもない価格になっている。
例えばこれ
Amazon.co.jp: Hey! Say! JUMP : ウィークエンダー / 明日へのYELL 【通常盤/初回プレス仕様】 - ミュージック
中古価格で10,000円を超えている
つまり、過去のCDを今からすべて集めようとするなら上に挙げた46,000円では
到底足りないのだ
さらに、アルバムに関してはsmartは初回プレス盤に、
JUMPing CARは初回盤2にユニット曲が収録されている
当然、これらも今から買おうとすると定価より高い価格で買わなくてはならない
元値が高いため、こちらの方がよりハードルが高い
しかしながら、ジャニーズコンサートのカップリング使用率は高い。と思う
全ては確認していないが、他のライヴをみても多くて4曲(しかもほぼ全て最新シングルのカップリング)程だった
対してHey! Say! JUMPはJUMPing CARnivalこそ3曲*7だが
2014年のsmartは7曲、アルバムを出していない2013年の全国へJUMPツアーに
至っては14曲と半分近くがカップリングで構成されている*8
故に、ファンとしてカップリングは確実に押さえておきたいポイントなのだ
①集めなければいけないCDの枚数が多い
(初回盤だけ、通常盤だけだと全ての曲を手に入れることができない)
②コンサートではその一部のCDに収録されたカップリング登場率が比較的高い
③しかしCDによってはレア度が高く、手に入れるのが困難
以上のことから、ジャニーズ商法は後からファンになった人には
優しくないシステムと言える
CDが売れなくなった今こうなるのも仕方がないとも思うし、
さも自身すっかりCDを買わなくなったので何も言えない
だが、多少割高でも良いから一曲単位でダウンロード出来たら良いのにと思う
仕事に疲れた自分を、ペットショップラブモーションで癒しながら家路につきたいわー
まあそんな嘆きも
今更彼らの魅力に気付いたおみゃーが悪いと言われてしまえばそれまでなのだが
そう、にわかがぶつかる壁で一生かけても
壊せないものは「時間」である
どんなに後からCDやDVDで過去を遡っても
彼らが出演していた番組を見ても
リアルタイムで見ていたファンの方と同じ気持ちには当然なれない
過去には戻れない以上、
一つ目の壁と同様に自分に折り合いをつけるしかない
そして今、これからのJUMPをひたすら愛でるだけである
ちなみに
CDに関しては、後からでもある程度どうにかする方法を見つけたので現在検証中
実験が終わったらご報告します