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まるっと落ちた

「恋」とは呼べないけど、「あなた」に

Fantastic Time~Funky Timeに物語を見る

Hey! Say! JUMP

Fantastic Timeに続き、未来への力強い決意表明を感じさせる楽曲、OVER THE TOPが先週発売された
前回に引き続きダンサンブルで、9人という人数の多さを活かしたフォーメーションダンスがとても魅力的な曲だ
同じアニメのテーマ曲ということだけあってFantastic Timeとコンセプトも近く、使用されている単語や意味合いが近いものも多くある
Fantastic TimeからOVER THE TOP、そしてカップリングながらファン殺しのMVが用意されたFunky Timeを繋げると、なんとなく一つのストーリーになる。気がする。

以下都合よく抜粋した歌詞の一部

 

Fantastic Time

・Runwayを歩いて 一切合切忘れて 今日だけ楽しんでみて
・Vipな気分で森羅万象と踊って 泡沫の世Shakeしよう

・どんな未来でも君を探す
・どんな願いも叶えてく

Fantastic Timeでは「君」を探して冒険に出る主人公が描写されている
ワンピースやポケモンのように、どんな冒険も最初は希望に満ち溢れているもの
この歌詞にはその類の力強さを感じる

・遠くまで遠くまで 希望の星続く どんな夜空も照らしている
・革命前夜の決意を持って
・点火したその夜明けに乗って

夜空に「希望の星」が広がっているというキーワードからも見れるように、「君」が見つかるかという不安より、必ず「君」を見つけ出すという決意の強さが見てとれる

これがOVER THE TOPになると状況が少し変わる

OVER THE TOP

・時は待っててはくれない
・Time is running out

Time is running outは「時間が迫っている」という意味
森羅万象と踊っていたはずが、ここでは時間的な焦りがみられる

・震えながら前へ 心にかけたカギ解き放て
・錆び付く理想は脱ぎ捨てて進め

理想が錆び付くということは、それだけ時間が経っているということ
「君の声が聞きたくなる」と歌っていることから、冒険が始まり時が流れるも未だ「君」を探し出せていない状況
そのことへの焦りや不安が読み取れる

・最果ての向こうへ
・未開拓のStory
・道なき道を切り拓いて進め

そして誰も足を踏み入れていない地へ歩を進める
未開拓の地への不安、時間的な焦りで「希望の星」はもう見えないのだろう
だから「夜空に星がなくとも 命燃やして光灯」さなくてはならない

・孤独の先に何が見えるのか

また、このフレーズから冒険は一人であることが予想できる
Fantastic Timeでも仲間を感じさせる表現は見当たらないが、Funky Timeでガラッと状況が変わる

Funky TIime

・We are one, take your hands
・散らばった光を手繰り寄せて 重なった未来で デカイ世界奪い取れ

そもそもParty timeは一人ではできない
前の2曲と比べ、明らかに仲間と共に前へ進む姿をイメージさせる言葉が並んでいる
さらに、

・同じだけ時間なら進む
・time goes on

同じような時間の表現があったOVER THE TOPに比べ、時間への焦りがなくなっている
なんなら余裕さえ感じる表現になっている
仲間が出来たからか「何もかも怖くない」と、かつて抱えた不安が消えたことも読み取れる

3曲に共通しているのは高みを目指す力強さ
しかし私がこの3曲の中で一番Funky Timeが好きなのは、明るくて平和な曲調にJUMPらしさを、サビの歌詞にしなやかな強さを感じるからだ
私の好きなHey! Say! JUMPの姿がそこにある

「考え方の柔軟性も、手にできた力の一つじゃないかな。できなきゃいけないって必死だった若い頃に比べて、広く捉えられるようになったというか」*1
「JUMPは苦しい時ほど、楽しむ方法を考えられるグループ」*2

なんて、私たちが想像する以上の困難に立ち向かい続けてこなければ言えない
まだまだ勝負弱い姿を見せながらも、泥くさく前へまえへと進む9人
3曲とも違う方が作詞しているのに、革命前夜→夜明けの空→蒼天という流れになっているところに、これからのJUMPへの期待を感じざるを得ない

自己最高の初週売り上げ、27.2万枚おめでとうございます
君ららしく輝く姿を、これからも応援してるよ!

*1:2016.11.11 TVガイドAlpha EPISODE A 知念くん

*2:2017.2.27 TVガイドAlpha EPISODE C 八乙女くん